ボブディランと言葉の魔力 - 受験本とNHK講座中心でTOEICと英検マスターを目指すブログ

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ボブディランと言葉の魔力

ボブディランの新作「トゥゲザースルーライフ」はまだ買っていないのですが、
彼の音楽を聴きたくなってかけたのが66年発売の名盤「ブロンドオンブロンド」

ブロンド・オン・ブロンドブロンド・オン・ブロンド
(2005/08/24)
ボブ・ディラン

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ボブディランといえばロック史で最も偉大な男の1人ですが、「生きた伝説」
なんて呼ばれ方もされてたわけで、ここしばらくピークを過ぎた過去の人物
になってしまった感もありました。
ところが前作「モダンタイムズ」が全米1位になって、
更には新作「トゥゲザースル-ライフ」も全米・全英1位を獲得。
「モダン~」がCMかなんかで曲が使われまくって1位になったのに対して
「トゥゲザー~」は特にそういうこともなく1位になってしまったんだそうで、
今まさにボブディランのサードインパクトが巻き起こっている!
初めは60年代の「フリーホイーリン」「追憶のハイウェイ61」「ブロンドオンブロンド」
のようなロック名盤に確実にランクインされるアルバムを出しまくった頃。
次は70年代に「プラネットウェイヴス」「血の轍」「欲望」と3連続アルバム
売上1位を獲得してセールス的にピークに達した頃。
そしてファンもビックリの「モダン~」「トゥゲザー~」での見事な復活。

他のリアルタイムで聴いてたような方たちはどうか知りませんけど
僕はボブディランの音楽が1位を獲得できるようなタイプの音楽とは
思っていないので、この現象はもうなんなんだろう?
言葉が出てこないですよ。エライことが起きている!って感じです。
68歳?で旬な男になってしまうとは…伝説の男は違うね。

で、この「ブロンドオンブロンド」ですけど、
このアルバムはロック史上初のダブルアルバムとなったアルバムです。
今はCDで1枚に収められているけど、レコード時代は2枚ってことなんでしょう。
ディランの作品は流れるように言葉が流れていくが、そのどれもが
難解でよくわからない。意味をじっくり考えれば考えるほどに。
例えば僕のツボは8曲目「Just Like A Women」ですが、
美しいメロディーに乗せて歌われる一節

「いかにも女らしく取るじゃないの、ほんとに
いかにも女らしく股をひらくじゃないの、ほんとだよ
いかにも女らしく苦しむじゃないの
でも ちいさな女の子のようにもろいんだね」

の主人公が男なのか女なのか議論を呼んだらしい。
だけど、彼は普段の生活から感じることや見たものを
そのまま歌詞に転換していく事が多いようです。
この歌も自分の恋人を見たままに歌ったものなのだろう。

評論家はディランに追いつこうと歌詞を分析していくが
ディラン曰く、「誰も僕の核心に迫っていない、君らは自分の考えを並べているに過ぎない」
ディランの歌詞にはマジックがある。ギターを弾きながら思いついた言葉を
どんどん吐き出していく過程で完成した偶然さを美とする。
適当な絵の具を思うままに投げつけ、偶然生まれた色合いをアートとする
現代美術に似たマジックがそこにはある様な気がするのだ。
ビートルズのような3分間で聴かせるポップミュージックの中には入りきらず、
どんどん湧き出る言葉は曲を長くさせ、
そして結果的に曲が長くなったことでアルバムも2枚組になった。

ディランの偉大さを知らなかった中学生の頃の僕が初めて買ったCDが
彼のアルバムで(これじゃなくてベスト盤だけど)、
「風に吹かれて」「時代は変わる」で洋楽を聴くきっかけを
与えてくれた。その頃から僕がディランに思うことは
ずっと「ディランかっけー!」なのだ。


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